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whatislacrosse

ラクロスとは
ラクロスは1チーム10人で、1試合20分×4クォーター,約100m×55mの競技フィールドで行われます。ゴールは183cm四方の正方形で、ゴールの裏もフィールドとして使うことができます。
プレーヤーにはアタック(AT)、ディフェンス(DF)、ミッドフィールダー(MF)などの役割分担があり、ゴールを守る選手はゴーリー(G)と呼ばれます。
1チーム10人中、AT 3人、MF 3人、DF 3人、G 1人で試合は行われます。そのうちオフェンス時は6人、ディフェンス時はゴーリーを含め7人で守らなければならず、残りのプレーヤーはハーフラインを超えることが出来ない,オフサイドルールが存在します。
クロスを用いて相手にプレッシャーをかけてもよく,ボールを保持している選手のグローブやクロスを叩くこと、タックルすることは可能です。また、ルーズボール時にボールから半径3ヤード以内にいるプレーヤーに対しては、タックルが許されています。
選手の交代はフライと呼ばれ、交代エリアを使い何回でも交代は可能。フィールド内を全力疾走で駆け回るミッドフィールダーは2-3分おきにフライすることも多いです。
選手が扱うクロスはポジションによって異なり、ATやMFは動きやすさやクロスの振りの速さを重視して約1mのショートクロス、 DFは約1.8mのロングクロス、Gは網の部分が大きいゴーリークロスを使います。ディフェンス力強化のため、一部のMFがロングクロスを持つことも多く、ロングミディ(LMF)と呼ばれます。なお、試合中フィールド内でロングクロスを持つことが出来るのは4人までとなっています。
 

 
 

 

  
各ポジション
 
AT 攻撃のスペシャリスト。オフェンスを指揮し、巧みなクロスワークで点を奪う。
 
MF 攻守に活躍するゲームメーカー。フィールド全体を走り回るので、最も体力を必要とし3人組で次々と交代する。
 
DF 守りの専門家。鋭いチェックと激しいボディチェックでボールを奪う。またロングスティックを使うのも特徴のひとつ。
 
G ディフェンスの司令塔である最後の砦。時には160kmにもなるシュートをとめる。時にはG次第で試合が決まることもある、重要ポジション。
 
 
 

 
 
各スポーツのラクロスへの応用
 
ラクロスはほとんどの人が大学から始めますが、今までに行ってきたスポーツのskillを活かすことができます。
 
 
サッカー コートの大きさ、形状が似ており、フルコートの使い方、3人目の動き、パスandゴーなどのオフボールの動きはそのままラクロスに活かせます。
 
野球、バド 野球の投球時の体全体の使い方、バドミントンの腕の使い方を活かせます。野球部はラクロスで最も重要であるパス・キャッチに優れており、練習次第でBIGシュ ーターになる可能性が高いです。
 
バスケ、ハンド セット時のOF、DFの動きがそのまま活かせます。OF時には、アイソレーションやスクリーンを行ったり、DF時にはゾーンや1線2線3線を用いたシステムで守ったりします。
 
ラグビー 鍛え上げた肉体でのボディコンタクトを活かせます。ラクロスのコンタクトは非常に激しく、タックルも可能で、フィジカルの強さはとても重要な要素といえます。
 
陸上 短距離系の人はスピード、投擲系の人はシュート、長距離系の人はスタミナを活かせます。特に短距離系の人は、クロスワークやパスキャッチなどは努力次第でいくらでも上達しますが、スピードは向上しにくいため、大きな可能性を秘めているでしょう。現に、ラクロス日本代表には陸上経験者が多数います。
 
剣道 リストの強さを活かし、クロスワークが高い人が多いです。クロスワークは、ラクロスでパスキャッチと並んで重要な技術であり、クロスワークが高い人はポジションを問わず活躍できます。
 
卓球 鍛え上げた反射神経で確実にボールをキャッチし、チームに勝利を呼び込みます。
 
帰宅部 無限の可能性を秘めています。必ずラクロスを通して、新たな自分を発見できるでしょう。現チームでも帰宅部出身でレギュラー、また過去には一部リーグの優秀選手にまでなった人もいます。